あなたは、自分自身のうしろ姿を意識したことがありますか?
大半の方が、正面の自分自身の見え方は意識するものの、うしろ姿の見え方まで気にすることがありません。なぜなら、うしろ姿は自分から見えないからです。しかし、同じ体重でもうしろ姿のちょっとしたことで、5歳も10歳も老けて見える上に、太って見えてしまいます。
うしろ姿を若々しく保つ秘訣は、姿勢とお尻の形です。猫背やスマホ首は、実年齢よりも老けた印象を与えます。さらに丸くトップの位置が高いお尻は若々しい印象を与えますが、お尻が垂れたり、へこんで四角い形になると、一気に老けこんだ印象を与えてしまいます。
さらにウエスト・太もも・お尻のメリハリがなければ、よりうしろ姿が老化して見えるのです。最近はお尻の形の相談でも、お尻の下部部分のへこみを気にされる方が多くなっています。今回は、「お尻のたるみや」「お尻のへこみ」の予防とケア方法を紹介します。
うしろ姿が老ける!? お尻のへこみとは
私たちのお尻は、体のなかでも脂肪が多いパーツです。その脂肪を支えているのが、筋肉と脂肪の間にある筋膜から伸びる「結合組織」です。結合組織の結合が弱くなり、緩んでしまうと脂肪が支えきれなくなり、お尻の形が変化します。
結合組織の結合が弱くなる主な原因は、筋肉の衰えです。筋肉が衰えることで筋膜が薄くなり、そこから伸びている結合組織にまで悪影響を及ぼしてしまうのです。筋肉の衰えは、運動不足はもちろん、加齢によるものもあります。女性の場合は、妊娠、出産も大きな影響を与えます。
では、筋肉の衰えに伴いお尻はどのように変化するのでしょうか。まずお尻の下部分がたるみ、太ももとお尻の境目がぼやけてきます。そしてお尻の頂点が下がりはじめ、ウエスト周辺のメリハリもなくなり、丸いお尻から四角お尻へと形が変化します。
その後、支えられなくなった脂肪がお尻の内側へと流れだし、お尻の下部部分、股関節付近がそげ、お尻にへこみが生まれます。脂肪が流れ出たお尻は四角く、へこみもあることから、最近ではピーマン尻とも呼ばれています。
以前、ピーマン尻までお尻の形が変化するのは50代以降、と言われていました。近年は若い方でもピーマン尻の方が増えています。長時間座っていてお尻の筋肉が衰えてしまったり、体重の増減が激しいダイエットを繰り返したりしているのが原因です。
一度緩んでしまった結合組織を修復することはできません。そのためへこみやたるみが生まれ、形が変化したあとのお尻を丸く、ふっくらとした桃尻に戻すためには、たくさんの手間と時間がかかります。形を丸くするためには、筋肉を鍛えなおし、内側から丸みをつくる必要があるのです。
また意外に知られていませんが、筋肉が衰えると、一度ふくらませた風船がしぼんでしまった時のように、皮膚もたるんでしまいます。さらに加齢によるコラーゲン不足もお尻のたるみとへこみを生みます。そのためお尻のハリ対策も必要です。
うしろ姿を美しく保つためにも、お尻の予防とケアを取り入れましょう。
お尻のへこみとたるみの予防法
お尻のへこみとたるみを予防するためには、お尻の筋トレが大切です。お尻は、体のなかでも特に大きな筋肉で構成されているパーツ。筋トレの効果も感じやすい部分なので、毎日少しずつ筋トレを取り入れましょう。
お尻のストレッチと併せておこなうと、より効果的です。SNSでは、簡単なものからハードなものまで、さまざまな筋トレが配信されていますね。毎日10回以上の回数で、取り入れられるストレッチを実践してみましょう。
そして、もうひとつ取り入れてほしいのが、ガードルなどの補正下着です。補正下着は、お尻を含めたボディラインを補正する役割はもちろんのこと、補正したボディラインをキープさせる役割もあります。
まだまだ補正下着というと締め付けが強いものばかりのイメージですが、近年の補正下着は進化を続け、締め付けがゆるいものもあります。さらに多機能なものが多く、ボディラインの補正だけでなく、姿勢の矯正など、さまざまな効果も得られるようになっています。
お尻の補正下着といえば、ガードルですね。お尻を矯正することは、さらなるお尻の変化を予防することにつながります。お尻の形の変化は、結合組織のゆるみにより、脂肪が支えられなくなって起きます。ガードルは着用するだけで脂肪を支える作用があり、さらなるお尻の変化を防いでくれるのです。
また結合組織がゆるんだお尻は、少しの揺れで脂肪が下側へと流れます。その揺れによる下垂を防いでくれるのも、ガードルなのです。ガードルによるお尻のへこみやたるみの予防は、着用するだけです。食事制限や激しい運動も必要ありません。自分のサイズにあったガードルを着用することが大切です。
必ず試着をおこない、あなたのサイズで履き心地の良いガードルを探してみてくださいね。
お尻のへこみ・たるみにコラーゲン補給を
肌の弾力の主成分は、コラーゲンです。コラーゲンは加齢とともに生成量が減り、30歳になるころには、赤ちゃんのときに比べ、生成量が約半分まで減少すると言われています。さらに紫外線によるダメージをうけ、コラーゲンが硬く、もろくなることで、肌内部のコラーゲン量はさらに減り、肌の弾力が失われ続けます。
もちろん顔だけではなく、全身のコラーゲンが影響を受けます。お尻も例外ではありません。つまり、お尻のへこみも、コラーゲンの減少が原因の場合があります。
コラーゲン不足の肌にハリを与えるためには、保湿ケアが大切です。その際、コラーゲンを生成する線維芽細胞の活動を活発にする成分を補給することが大切です。さらに筋肉量を増やして、内側から押し上げることも、へこみの予防になります。
美尻研究所では、お尻専用の化粧品を開発・販売しています。お尻のへこみやたるみにオススメなのが、生コラーゲンをたっぷり配合した「ヒップエッセンス」です。コラーゲンは分子が大きいことから、肌へ浸透させるのが困難といわれてきました。
ヒップエッセンスで使用している生コラーゲンの分子は、500~1000ナノサイズと非常に小さい分子でできているため、角質層のすみずみまでコラーゲンがいきわたり、肌にハリを与えてくれます。さらにコラーゲンの生成に欠かせないシリカまで補給でき、お尻のコラーゲンの生成を促してくれます。
開封前と開封後で品質の状態が異なるため、5mlずつ個包装されているので、常に新鮮な生コラーゲンを補給することができますよ。使用方法は簡単です。入浴後の清潔な肌にヒップエッセンスを塗りこむだけです。その後、ボディーローションやボディークリームを重ねましょう。
特にへこみやたるみが出やすいお尻の下部部分は、重ね塗りするのがオススメです。ホームケアにヒップエッセンスをぜひ取り入れてみてくださいね。
お尻のへこみケアで若々しい桃尻へ!まとめ
お尻の形の変化は、うしろ姿の老化につながります。お尻を若々しい桃尻に保つためには、お尻の筋肉を鍛えること、ガードルで予防すること、そしてお尻のハリケアが重要です。
今回紹介した方法やアイテムを取り入れ、美尻を手に入れましょう。
