ニキビができやすいのは、夏だと思っている方が多いですね。夏は暑さから汗をかきやすいため、確かにニキビはできやすい季節です。
しかし冬もまた、ニキビができやすい季節ということをご存知ですか?
さらに冬のニキビは治りにくく、悪化しやすいため、ニキビ跡も残りやすいので注意が必要です。特にお尻の冬ニキビは、気付きにくく、ニキビ跡が知らないうちにできていた…なんてことも多いです。春先になって、ニキビ跡に気付く方も少なくありません。
冬ニキビは、冬の間にしっかりケアすることで、春先も美しい肌を手に入れることができます。今回は冬ニキビの特徴とケア方法を紹介します。
冬のニキビは夏のニキビとは違う!?
まずはニキビのできる仕組みからおさらいしましょう。ニキビは、何らかの要因によって毛穴が詰まってしまうことから始まります。ニキビのできはじめは、肌の表面からはほとんど分かりませんが、毛穴周りの角質が少しずつ厚く、硬くなります。すると毛穴の出入口よりも角質層が重なってより“高い”状態になり、毛穴に皮脂や古い角質などが溜まりやすくなります。
そして毛穴のなかに実際に皮脂や古い角質などが実際に溜まりだすと、はじめてポツポツと盛り上がりが生まれ、肌の表面からも確認ができる白ニキビになるのです。
そして毛穴の詰まりが進行することで、毛穴の中に溜まった皮脂がかたまり、コメドと呼ばれる物質がうまれ、毛穴の出入り口をふさぎだします。すると毛穴の外に皮脂を排出できなくなり、毛穴の中に皮脂がどんどんたまっていきます。
こうなると、皮脂が大好物なアクネ菌がすぐに増え出します。アクネ菌が毛穴のなかでどんどん繁殖する一方、体はアクネ菌から自分を守ろうとするため炎症がおき、赤いニキビになってしまうのです。
さらに赤いニキビが悪化すると膿がたまり、痛みがでることのある黄色ニキビへと進行してしまいます。黄色ニキビは治ってもニキビ跡が残りやすいため、早めのケアが大切です。
夏にできるニキビの原因の大半は、暑さのせいで過剰に分泌される皮脂でした。しかし冬のニキビは、肌の乾燥が原因です。
肌は乾燥すると角質が厚く、硬くなってしまうことで、毛穴が詰まりやすい状態に。さらに乾燥から肌を守るために過剰な皮脂を分泌するため、結果、肌の状態は夏と変わらない状況に。ニキビが発生しやすいのは、このためなのです
さらに今の時期の急激な寒暖差もニキビの原因のひとつ。私たちの身体はストレスを強く感じると、男性ホルモンが分泌されます。その結果過剰な皮脂を分泌してしまうのです。
心理的な負荷はもちろんのこと、気候や環境による物理的な負荷もストレスと身体は感じます。そして心理的なストレスと物理的なストレスが積み重なる中で、自律神経の働きが乱れます。その結果、肌のターンオーバーがうまく機能しなくなって、ニキビができやすく、治りにくい肌へとなってしまうのです。
もちろん、冬ニキビは顔だけではなく、身体の至る所にできてしまうものです。お尻も例外ではありません。お尻の冬の乾燥は、冬の乾燥した空気だけではなく、冬ならではの防寒グッズも乾燥を進めます。
こたつや電気毛布は寒さの強い味方な一方で、気加熱により肌の水分を奪いやすく、乾燥の原因となってしまうこともあります。さらに冬ならではの暖かいインナーは、化学繊維が多く使われており、肌を乾燥させやすく、汗を吸収しにくいことから蒸れやすいものがあります。その結果、お尻の乾燥を進め、お尻ニキビができてしまうのです。
乾燥はニキビだけではなく、すべての肌トラブルの原因です。冬は防寒グッズを取り入れながらも、乾燥対策をおこない、ニキビ予防をおこないましょう。
冬のニキビは治りにくい
冬のニキビは夏のニキビと比べて、治りにくいという特徴もあります。夏よりも治りにくい原因も乾燥です。肌の乾燥は、肌の修復、再生をおこなうターンオーバーの働きをも妨害してしまうからです。さらに冬のニキビは、治りにくいため、悪化しやすくニキビ跡になりやすいという特徴もあります。
冬のニキビを一日でも早く治し、ニキビ跡を作らないためには、肌の乾燥を防ぐことが大切です。冬の肌の乾燥対策として、加湿や保湿ケアが挙げられますね。この二つは、とても大切な乾燥対策のひとつです。
さらに冬の乾燥対策には、入浴時の工夫も大切です。寒い時期は、ついつい熱めの湯船に入りたくなりますが、40度以上のお湯での入浴は乾燥を促進してしまうため、入浴時に工夫が必要です。また長い時間の入浴も乾燥を促進してしまいます。
加えて、洗顔料やボディソープのつけすぎ、洗い残し、さらにはゴシゴシとこするような洗い方は、乾燥を進めてしまうので注意が必要です。とはいえ入浴は、ストレスを緩和したり、血行をよくすることで肌のターンオーバーを改善するのにも役立ちます。
入浴し身体を温めることで、入浴後の化粧品の浸透率も良くなるなど、乾燥予防にも強い味方です。乾燥対策にとってメリット、デメリットがあるからこそ、上手に入浴を取り入れ、冬の乾燥を防ぎましょう。
スペシャルケアでお尻ニキビを防ごう
冬のニキビ対策は、乾燥対策を取り入れつつ、しっかり保湿ケアをすることが大切です。ニキビができると油分を恐れ、保湿を怖がる方がいますが、保湿を怠ると、さらなるニキビの悪化を招いてしまうため、安心して保湿ケアをおこないましょう。
特に冬のような乾燥がひどい時期は、スペシャルな保湿ケアを定期的に取り入れてあげるのがオススメです。
お尻ニキビは、通常のニキビよりも治りにくいので、積極的にスペシャルケアをおこないましょう。お尻のスペシャルケアにオススメなのが、保湿力の高い化粧水を使ったローションパックです。
近年ではお尻専用のパックも販売されていますが、顔や身体用の化粧水を使用しても大丈夫です。大きめのコットンにたっぷりの化粧水をしみ込ませ、お尻を包み込みましょう。その上にラップをすると固定もでき、化粧水の浸透率も上がるのでオススメです。3分ほどを目安にパックし、その後、クリームなどで整えます。
3分以上のローションパックは、効果を半減させ、保湿どころか、コットンが肌の水分を逆に奪って乾燥を促進させるので、注意してくださいね。ローションパックのタイミングは、入浴後がオススメです。入浴後は肌の表面温度が上がり、化粧品の浸透率が高まっているので、パックの効果を高めてくれますよ。
美尻研究所では、お尻に特化した化粧品を開発、販売しています。ローションパックには、お尻の肌荒れに有用な成分7種と保湿成分5種が入ったヒップネスローションがオススメです。乾燥を防ぐだけではなく、ハリと弾力を助けるナールゲンも配合されているので、みずみずしくふっくらと弾力のあるお尻に導きます。
そのほか、美尻研究所ではオールインワンジェルや美容液2種、クリームも販売しています。冬のお尻のスペシャルケアはもちろん、毎日のケアにも強い味方となる化粧品ばかりです。ぜひ試してみてくださいね。
冬のお尻ニキビ対策!厄介な冬ニキビを集中ケアまとめ
冬のニキビは夏のニキビに比べて、治りにくく、ニキビ跡が残りやすいといった特徴があります。特にお尻はニキビの有無を確認しづらく、春先までニキビがあったことすら気付かなかったという方も。ニキビ跡まで残ってしまっては、すぐに消すことはできません。冬
ニキビの主な原因は乾燥です。乾燥を予防して、早めのケアをおこなうことが冬ニキビには重要です。今回紹介したお尻のローションパックや美尻研究所の化粧品を使って、冬のお尻をケアしましょう。