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2022年5月17日

気付きにくい背面トラブル!大事なのはお尻+背中!背中ニキビもケアして背面美人の夏へ


お尻と同じようにトラブルに気付きにくい身体のパーツがあります。それが背中です。最近では背中をさりげなく見せたり、大胆に見せるファッションも多く取り入れられるようになってきました。気温が上昇し、春から夏に向けて、背中を見せるファッションも多くなることでしょう。

そんななかで、急に気になるのが背中ニキビの存在。背中のお肉を気にすることは多くとも、肌まで目が行き届いている方はまだまだ少ないのが現状です。背中は、もちろん自分自身からは見えませんが、意外と他人に見られることが多いパーツです。

背中ニキビがあると、どんなにシルエットが美しくても、どこか不健康であったり、不潔な印象を与えたりしてしまいます。だからこそ、今回は背中ニキビの原因を掘り下げ、改善方法を紹介します。背中美人で自信をつけ、ファッションも楽しみましょう。

背中ニキビの種類と菌

背中ニキビとは、その名のとおり、背中にできるブツブツやニキビのこと。ニキビといえば、顔にしかできないと思われがちですが、残念ながら身体のどこにでもできる恐れがあります。顔のニキビは思春期の時期にできやすいものですね。しかし背中ニキビは年齢にかかわらず、現れます。さらに、一度できてしまうと治りにくいので注意が必要です。

背中ニキビの原因は、日常生活に潜むものから、背中というパーツならではの理由や、菌によるものまでさまざま。実を言うと、背中ニキビは、顔ニキビの代表的な原因菌であるアクネ菌以外の菌がきっかけになる場合もあります。

代表的なニキビといえば、角質の異常などにより、毛穴の出入り口が塞がることで、皮脂が毛穴の中にたまり、アクネ菌が繁殖して炎症を起こして発生します。

アクネ菌によるニキビは、不規則に赤いボツボツができ、大小さまざまな大きさのニキビができるのが特徴。そしてニキビのてっぺんに乳白色から黄色の膿がたまっている状態も、アクネ菌によるニキビの特徴です。

一方、背中の場合は、マラセチア菌(でんぷう菌)とも呼ばれる菌によるニキビができやすいです。見た目は顔ニキビより赤みが小さく、広範囲に散らばるように出る特徴があります。大小サイズの不揃いな顔ニキビに対し、背中ニキビはサイズが均一で、痛みやかゆみを伴うこともあります。

マラセチア菌によるできものは、毛包炎の一種。カビの一種であるマラセチア菌が毛包内で増殖することで発生します。背中は皮脂の分泌が多く、蒸れやすいパーツのため、マラセチア菌由来の毛包炎ができやすいのです。

そのほか、毛包の浅い部分に黄色ブドウ球菌などの細菌が入り込み、炎症を引き起こすことで、赤みのある背中ニキビと似た湿疹を引き起こすこともあります。

これらの毛包炎が進行してしまうと、毛包の深い部分まで菌に侵され、その周りが炎症をおこすことで、痛みや熱を伴うことも。その周りの皮膚が硬く、厚くなることで、表面に膿のたまったポケット状のくぼみができることさえあります。

背中ニキビの対策には、まず、これらの菌から肌を守ることがカギです。特にこれからの暖かい季節は、背中は蒸れやすくなり、背中ニキビができやすい環境になります。一度できてしまうと、ケアが難しい上に、悪化した場合は、ニキビ跡に悩まされることになります。

背中ニキビになってからのケアも大切ですが、できる前の対策もしっかりおこないたいですね。

日常に潜む背中ニキビの原因とは


背中ニキビの原因は、もちろん菌だけではありません。日常の何気ないことにも、背中ニキビの原因が潜んでいます。ニキビをはじめとした肌トラブルや、胃腸などの健康トラブルの原因の一つに、ストレスがあげられますね。

背中ニキビにも、ストレスが原因の場合があります。ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱すことにも繋がります。それによって、背中ニキビができやすく、悪化しやすくなってしまうのです。

一度ホルモンバランスが乱れてしまうと、男性ホルモンの分泌が過剰になることで、ニキビができやすい環境をつくってしまうのです。さらに、過敏になった肌はかゆみなどの些細な刺激に敏感になります。その結果、背中ニキビを悪化させ、ニキビ跡にもつながるのです。

そのほか睡眠不足や栄養バランスの悪い食事も背中ニキビの原因。そして紫外線や身体の洗い方も背中ニキビを引き起こす原因になりえます。紫外線による肌へのダメージは、角質異常を引き起こし、背中ニキビを招くほか、ニキビ跡の原因をつくりやすくしてしまうのです。

そして背中の洗い方、髪の洗い方も、背中ニキビの発生と関係があります。顔とは違い、背中はついついゴシゴシ洗いがちですね。濡れている肌は、ただでさえデリケートになっている状態。強い刺激が加わることで、肌が傷つき、菌が毛穴に入りやすくなるのです。さらに、摩擦が角質を厚く硬くさせることで、ニキビができやすい環境をつくってしまいます。

パーツに関わらず、肌は顔と同じように、どこもデリケートですから、優しく扱うことが大切です。また、シャンプーやリンスのすすぎ残しが背中に残ることで、背中ニキビにつながることもあります。すすぎ残しがないよう、しっかり洗い流してくださいね。

このように、背中ニキビはさまざまな原因によって引き起こされます。これらの対策をしっかりとおこない、背中ニキビを予防し、改善しましょう。

今日から取り入れられる背中ニキビのホームケア

背中ニキビ対策として大切なのは4つ。背中を清潔に保つこと、殺菌すること、保湿すること、そして生活習慣の見直しです。

背中は皮脂の分泌が多く、蒸れやすい部分。高温多湿の環境が大好きな菌は、すぐに繁殖して背中ニキビをつくり出してしまいます。だからこそ、背中を清潔に保つことが大切です。お風呂で丁寧に洗うだけではなく、通気性のよい肌着などを使用し、日中、背中の清潔を維持することも大切ですよ。

そして殺菌。菌は、ただ清潔を保つだけでは、対策できません。殺菌も非常に大切です。最近では、殺菌効果のあるボディソープやボディスプレーが販売されていますね。それらを清潔な肌に取り入れることで背中の環境を改善し、背中ニキビの予防と改善が可能です。

とはいえ、背中が乾燥してしまっては、背中ニキビの原因を作ってしまいます。しっかり清潔にして、殺菌するだけでなく、背中を保湿してあげることも忘れずにおこないましょう。悪化した背中ニキビには、市販のニキビ薬を試してみるのもオススメです。

最後に、生活習慣の見直しもおこないましょう。十分な睡眠と、栄養バランスのとれた食生活は、背中ニキビの予防と改善につながります。また紫外線が厳しくなるこれからの季節、背中の紫外線対策も重要です。できるところから取り入れ、背中ニキビ知らずの背中美人を目指しましょう。

背中ニキビをケアして背面美人の夏へまとめ


背中ニキビはなかなか自分自身では気付きにくいもの。そして一度できてしまうと厄介なものでもあります。ニキビはニキビだけでは終わらず、ニキビ跡となって、さらなる悩みの種を生んでしまうこともあります。

背中ニキビは年齢に係わらず、できやすいもので、特にこれからの季節は注意が必要です。今回紹介した背中ニキビ対策で、背中美人になりましょう!

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